この解説は、対戦型プログラミング競技 CHaser(チェイサー) を、Blocklyでのブロック組み立てを通してはじめて触る人のための入門書です。CHaserでは、あなたが組んだプログラムがフィールド上のキャラクターを代わりに動かします。試合が始まったら直接操作はできません。「相手がこう来たら、自分はこう動く」という判断をあらかじめプログラムとして組み立てておく――そのための考え方を、ルール解説からチュートリアル、実際の対戦画面の使い方、やりたいことをプログラムにする手順まで順番に説明します。
いちばんおすすめの読み方は、第1部 → 第2部 → 第3部の順番です。第1部でルールを理解してから、第2部でBlocklyのステージに挑戦し、第3部で本番の対戦準備と、自分の戦略をプログラムにする考え方を確認します。とにかく早く対戦したいときは、第3部の1章・2章を先に読んでも構いません。
ブロックでは組みにくい動き(地図を覚える、道順を探索するなど)に挑戦したくなったら、続編の 応用編(Python版) に進んでください。この解説で身につけた「考え方」は、そのまま使えます。
⚠️ 読み進める前に
第2部の各ステージは、それ自体が「どう組めばクリアできるか」を考えるパズルです。各ページの「解答例」は折りたたんであります。先に自分でBlockly画面を開いて組んでみてから、解答例を開いて見比べることをおすすめします。答えを先に見てしまうと、いちばん面白いところを飛ばすことになります。
第1部 CHaserを知る
対戦ルール、フィールド、勝敗の決まり方、チュートリアルの始め方を説明します。まずはここから。
第2部 チュートリアル
ブロックを組み立ててステージをクリアする方法を、章ごとに説明します。各章に「課題 → 考えるヒント → 解答例(折りたたみ)」の順で書かれています。
Blockly基本操作
1章 移動
2章 繰り返し
3章 フィールド情報を読み取る
4章 条件分岐
5章 探査:近隣探査と遠方探査
6章 探査した情報で行動を決める
7章 ターンの仕組みとget_ready
8章 ブロック設置とアタック攻撃
9章 変数と関数を活用する
10章 総合演習
第3部 実践
チュートリアルを終えたら、本番のプログラミング画面と対戦ルームの使い方を確認しましょう。3章では、「こう動かしたい」というアイデアをブロックのプログラムにする考え方を、例を交えて説明します。
資料
自分の答え合わせや、用語の確認に使ってください。